mktemp(3)

他と重ならないテンポラリファイル名を作成する · man3 · 日本語

MKTEMP(3) Linux Programmer's Manual MKTEMP(3)

mktemp - 他と重ならないテンポラリファイル名を作成する

#include <stdlib.h>
char *mktemp(char *template);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

mktemp():

(_XOPEN_SOURCE >= 500) && ! (_POSIX_C_SOURCE >= 200112L)
|| /* Glibc since 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc <= 2.19: */ _SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500

決してこの関数は使用しないこと。「バグ」を参照。

関数 mktemp() は引数 template から他と重ならない テンポラリファイル名を作成する。引数 template で指示する文字配列 の後6文字は XXXXXX である必要がある。この部分がファイル名を他と 重ならないにするような文字で置き換えられる。 template は書き換えられるため、文字列定数ではなく文字配列として宣言するように しなければならない。

関数 mktemp() は常に template を戻す。 一意な名前が作成された場合、 template の最後の 6 バイトに 他と重ならない名前 (それまでに出ていない名前) になるような値が格納される。 一意な名前が作成できなかった場合には、 template には空文字列がセットされ、 errno にエラーを示す値がセットされる。

引数 template で指示された文字列の後6文字が XXXXXX でない。

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7)EN を参照。

インターフェース 属性 値
mktemp() Thread safety MT-Safe

4.3BSD, POSIX.1-2001. POSIX.1-2008 では mktemp() の仕様が削除されている。

mktemp() を決して使わないこと。4.3BSD 系の実装や XXXXXX を プロセス ID と1文字により置き換える方式ではせいぜい26の名前を返す ことができるにすぎない。 この名前は簡単に推測できることや、その名前がすでに存在しているかどうか テストして、そのファイルをオープンする間に競合がある事から、 mktemp() を使うのは毎回セキュリティリスクをおかすことになる。 この競合は mkstemp(3) や mkdtemp(3) を使うことで避けられる。

mktemp(1), mkdtemp(3), mkstemp(3), tempnam(3), tmpfile(3), tmpnam(3)

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2017-09-15 GNU